譲り受けたミナミヌマエビが真冬に抱卵をしました。
ミナミヌマエビの抱卵は暖かくなってからで春以降という情報を読んでいたので、12月上旬に抱卵したのはびっくりしましたが、日光がよく当たる出窓に水槽を置いているのと、日中エアコンをつけっぱなしなので、水温が比較的暖かく維持されることが要因なのかと。
他の方のブログを読んでも室内飼育の場合で、室温が温かい場合は、抱卵することがあるみたいなようです。
なので、室温が暖かめの部屋だと真冬でも抱卵があるってことですね。
ちょっと分かりづらいけどお腹に黒い卵がぎっしりある。
ネットで調べてみると水換えをすることで脱皮をすることがあり、その場合、お腹の卵が脱卵して卵が孵らなくなることがあるみたいです。ということで可能な限り、水槽の水換えをすることをやめることにしました。
複数のブログで抱卵しているエビを別水槽に入れている人が多かったのですが、水合わせが大変なのと別の水槽に入れて水質の違いで脱卵されるのが怖いのとほかのエビは4匹なのでこのまま卵を孵させる方向で。
大体2週間位経過したときの写真。黒かった卵もだいぶ薄い色に。
観察しているとせわしなくお腹を揺すって卵に酸素を送っている様子が見られます。がんばれー。
このころはアカヒレも同じ水槽に一緒に入れていました。アカヒレは稚エビを食べてしまうらしいので、このあと別の水槽へ引っ越し。
とうとう年末に。水温が低いためかなかなか孵化しませんでした。抱卵に気づいてちょうど30日くらい経過。
とにかく水換え > 脱皮 > 脱卵 の流れが怖かったので、ペットボトルに水道水を入れて、2~3日後のカルキが飛んだ水を2週間に1回のペースでちょぼちょぼ入れていました。
しまいには年も明けて4週間以上経過したのでまだかなー。あまり水換えしたくないなーって思いつつその日も水換えをしたのです。
次の日、起きて水槽を見るとお母さんエビのお腹がスッキリしています。
生まれたのかと思いきや。。。
脱卵しているやないかいっ。。。OMG!
なんと仕事初めの1月4日に脱卵しました。脱卵すると孵ることはほぼないと書いてあったので、昼休みにググって、脱卵から手動で孵らせた強者のブログを発見し読んで何かできることはないか探します。
爪楊枝で卵一個一個をほじくり返し、酸素を十分に与えると良いと書いてますが、実際やってみると脱皮した殻に卵がついていて、殻を固定できないので、爪楊枝で卵をとりだせないっす。無理ゲーっす。
脱卵したらエアーを送ると良いと書いてあるブログもありましたが、自宅にはエアーポンプはなく、急ぎ買いにもいけないので、とりあえずダイソーで「泡ぶくぶく君」なる水の中に入れたらブクブク酸素が出ると書いてある商品を昼休みに購入し卵の近くに投入しました。
仕事が終わって「泡ぶくぶく君」のパッケージを読むと石灰質の素材のため、「甲殻類の水槽には入れないでください。」とガッツリ買いてあることに気づきます。やべぇ、OMG!!
「泡ぶくぶく君」を取り出すも脱卵した卵に対しなすすべもないため、せめてほかのエビに食べられないようにと別の容器の上に退避させることにしました。卵は全体が白く目は見えるけど全く動きがないです。
ミナミヌマエビは抱卵すると孵化までお腹に抱え、稚エビが出てくると書いてあったので楽しみにしていたのですが、まさかの脱卵。何がいけなかったのか反省です。母エビは普段通りの動きをして健康そう。たぶん水換えなのでしょうね。
一週間後、ふと水槽を見るとちっさい何かが水槽をフワフワ漂って見えなくなりました。寝起きだったのとあまりにも小さくすぐに見失なったのでたぶん幻影ってことで。
次の日、またフワフワ何かが視界を横切っていきました。
よくよく見ると稚エビさんがいる!!ちっさ!
結論から申しますと、脱卵したけど孵化しました。脱卵したタイミングにもよると思いますが、脱卵しても孵化するケースもあるということになります。
ただやっぱり脱卵してほしくないので、水換えは慎重に少量ずつが良いと思います。現在は1週間蒸発した水の分だけチューブを使用した点滴法でカルキ抜きした水を入れ、水質の急激な変化で脱皮をしないように気をつけている感じです。
1ヶ月後。結局、みんな孵化したみたい。心配していたのが嘘のよう。
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