チェックインを終え、香港空港の空港間を運行している電車に乗って移動し、また搭乗口のあるフロアの3層まで長大なエスカレーターで上がると搭乗予定のルフトハンザ航空LH731の機材はA380-841ということに気がついた。ちなみにA380-841は初めての搭乗。わくわくする。どおりで乗客が多いわけだ。
ちなみに汗だくだく。↓
搭乗開始となりチケットのチェック後、機内へと向かう。ボーディングブリッジは2階のファーストクラス席へダイレクトに進めるのを含めて3本連結されていた。
機材には東京(TOKIO)と塗装されていた。これは新塗装第1号機で日本路線には投入されないが「東京」と命名されたよう。ドイツ語ではTOKYOはTOKIOらしい。知らなかった。
ルフトハンザ、エアバスA380型機新塗装初号機を「東京」と命名 ミュンヘン拠点に運航開始
チェックインがぎりぎりだったため、席は最後部のほうになった。3-4-3のシートになっており、中は広々としている。
夜のフライトのため、機内の照明は少し抑えめ。エンジンが始動し、ゆったりと機体は動き出す。定刻通りの進行。滑走路まで進み、テイクオフ。期待が大きいので加速Gをそれほど感じないのと、離陸の瞬間がふわっとした感じ。機体のカメラは下部、前車輪部、尾翼の3か所。夜間なのでフライト後はあまり外の様子はうかがえない。
シートのピッチは少しゆったり目。ヘッドの部分は調節ができ頭を包み込むように曲げることができる。モニターは日本語設定も可能で、邦画のコンテンツも「万引き家族」「カメラを止めるな」アニメと数は意外に揃っていた。充電のUSBはわかりづらかったのだが、CAに聞いてみるとシートのひじ掛けの裏面にあった。通常はひじ掛けは倒されている。給電の電力は弱め。3000mAのスマートフォンがヨーロッパまでのフライトで80%に行くかどうかといった感じ。
乗客が多い分、機内食の配膳に通常より時間がかかることはしょうがないと思った。それでもかなり効率的に配膳していると思う。香港発の機内食はそれほど特筆するものはなかった。ドイツビールが飲めるのはありがたい。機体が大きいのであまり揺れないのが特徴。食事の後、機内は消灯した。
起きるとハンガリー上空で朝ごはんの配膳が始まった。二種類から選択だが、あまり印象に残っていない。帰路のミュンヘン発のA380の機内食のほうが美味しかったと思う。ドイツの東側、チェコを通過して、ミュンヘンに至る航路。大部分を寝たので、それほど飛行時間を感じなかった。
機長から現地の天気は雨、気温は10度と告げられる。機内アナウンス後、しばらくしてから車輪が出て、機体はミュンヘン空港に着陸した。ここでも乗客が多い分、飛行機の機内からボーディングブリッジに出るまで、時間がかかったことはデメリットかも。いつもLCCのA330に乗ることが多いので、余計に感じる。
エアバス380の初の搭乗は非常に安定した飛行を感じた。現在の飛行機の主流は中型機で長距離の後続でポイントトゥポイントらしいのとエアバスの新規受注はなく、生産の予定はないので、今後どうなるのか気になるところだが、A380が離着陸できるハブのような対応空港で多くの乗客を見込める路線に割り当てる分には航空会社として儲かるのかなと思った。維持費が高額らしいけど。
チケットの値段はゴールデンウイークの時で\99,305。香港発で中国の労働節と日程的に丸被りだったけど、ゴールデンウィーク10連休確定の11月のタイミングの発券だったので、比較的安く購入できたのかも。それでもゴールデンウィーク確定前は8万円台で10連休確定の報が流れて数時間で値段が跳ね上がったと思う。日本発のチケットの値上がり方はもっと尋常なかったけど。。。汗)
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