近年の病院の探し方
病院に行こうかなと思っても、病院や歯医者等の医療系の口コミサイトはインターネットで検索しても充実した情報がないため、どこの病院が良いかを確認することができない時代がありました。
そういう意味ではガチャのようなものだったと思います。そこまでハズレってなかなかないと思うのですが。。。
理由としては医療系の口コミサイトはいくつかあったものの口コミが殆ど書かれてなく、参考となる情報が見当たらなかったからです。
ただGoogleマップが地図アプリのスタンダードとなっていく過程で口コミが書かれていくようになり、医療系の口コミもある程度増えていき、どの病院が良いかについて、Googleマップの口コミを参考に判断することができるようになりました。
なので、初めて行く診療科の病院は必ずGoogleマップで診療科で検索して、口コミを調べてから行くようになったのがここ数年の自分のパターンでした。
ですが、この間、Googleマップで口コミが高い歯科に行ったら、初めてマジかっ!ってゆー展開になったことがあったので、そのことを書こうと思います。
歯の定期検診に行こうとその時もGoogleマップを開き、「歯科」で検索し、たくさん表示される中、いくつかの歯科をタップして、口コミを確認していきました。
Googleマップで10件くらいの口コミが最高の「5」の歯科を見つけた。
その中で口コミの評価がすべて「5」で多くの人が歯科医師がちゃんと受け答えしてくれ、説明もわかりやすくしてくれる。治療も満足といったすてきなキーワードがが並んでいる歯医者を見つけました。
電話で予約を取り、次の週の予約した時間に歯医者に向かいました。
まず歯医者のドアを開けようとしたら、鍵がかかっていました。
えっ、診察時間の予約時間の5分前でマジか?と思います。
インターフォンを鳴らすと5分後に開けるので待っていてほしいと言われました。診察時間なのに中に入れない。この時点でヤバいと思えればよかったのですが、予約して来ているわけだし、他の歯科をまたイチから探すのもめんどくさいし、理由はわからないけど、なにかそうせざる得ない理由があったのかなと思い、待つかと思いました。
5分後、ドアは解錠され、待合室で待つように言われました。
待合室のソファはボンボロに破れたあとがあり、受付前にはダンボールが山積みです。そして夏場なのにエアコンは入っておらず、蒸し暑い。。。
すると歯医者から今日の初診の受診内容について紙に書くように言われ、紙を渡されました。
その間、コロナ対策等説明を口頭でされます。まぁ確かに口コミ通り説明はするなと。
少し気になるのは受付の人も歯科衛生士らしき人もその歯科にはいないってことですね。
診察室に入ったら衝撃の光景だった。
長い説明の後、診察室に呼ばれました。
そこでさらに衝撃を受けました。
診察台は1台だけ。
診察台はまぁよくある歯医者にあるやつですね。なにが衝撃かというと診察室に山のように私物のようなダンボールやさまざまな家財道具が積み上がっている状態だったってことですね。
信じられますか?
診察室にカセットコンロが転がっているとかって。。。もー意味がわかんねー。
公私混同しすぎやろっ!
また床にインプラント治療の資料が転がっているって。なんなん。
今思えば、この時点で強制シャットダウンしてでも引き返すべきだったと思うのですが、まぁ予約したし、説明はしっかりしてくれるしと心のなかで謎な理由で自分を納得させる理由を探していました。<<< 病院に来て自分を納得させる理由を探している時点で相当ヤバいと思うのですが。
診察台に座り、診察台が横に倒されますよね。
診察台が倒される最中、めっちゃ揺れます。あんなに縦揺れする自分は人生で初めてかもしれない。
もーバインバイン揺れます。まぁ診察台が古いんでしょうね。
歯のチェックが始まるのですが、歯科医師1人のワンオペのため、歯の中の状態を確認する > 紙に確認した状態(C1とかぐらつきとか歯茎にスキマとか)書くのを書く。見てから書くの一連のプロセスを1人で処理するため、非常に効率が以上に悪いです。
普通は医師が見てCいくつとか歯の状態を口頭で行ったのを歯科衛生士さんがメモしていくと思います。
またゴム手袋しているとはいえ、口の中チェックした手で筆記用具握るか?とさり気なく危機感を感じます。
丁寧にコロナ対策の説明を受けただけに、筆記用具触った手で口の中触る?と思います。
レントゲンの撮り方も衝撃的!
検診が終わって、レントゲンのターンになりました。定期検診でレントゲンは当たり前です。目視で確認できない虫歯等を確認する目的ですね。
で、前述の通り診察室にはいろいろとものが山積みのため、レントゲン室に入るために隙間を縫うように体を横にして細い路地を通り抜けるようなことをしないと入れないんですね。
レントゲン室に入ると旧ソ連製か?っていうくらい古いレントゲンの機械の前に座らせられました。
まぁ古い機械も大事に使わないとだよねってポジティブに考えていたら、いきなりレントゲン撮影が始まりました。
「おいおいおいレントゲンのエプロン着けてねーよ」と
歯科のレントゲンは口腔内のレントゲンのみのため、普通、不要な被爆をさけるために防護用に放射線をブロックする鉛が入ったエプロンを着用することは必須だと思いますが、エプロン自体がない。
ここで、ぁあ、この歯科、ヤバいなというふつふつと湧いてきました。
でレントゲンは取ったのですが、現像しないといけないから次の予約のときにと言われました。。。今どきないですよね。
後日、別の歯科に行きましたが、取った直後にPCで見せてもらいました。
診察台に戻り、またバインバイン揺れて倒されます。
歯の状態について説明を受けます。確かに細かく説明してもらってなるほどって思うのですが、今日はある程度クリーニングをして今後4、5回で歯をキレイにしていきましょうと言われました。
普通、2回ですよね。上の歯1回、下の歯1回。
クリーニングに4~5回って何するんだよって?思いました。
今日は時間がないから軽くクリーニングって言われて処置を受けたのですが、なんか適当に上の歯下の歯を研磨されている感があって非常に不安になりました。
後日、別の歯医者行って写真で見せてもらったのですが、歯は汚く、クリーニングはされているという状態ではなかったです。
診察終わって、次の予約の日を聞かれたのですが、その時点でお断りすることにしました。
いろいろとツッコミどころ満載なのですが、決定的理由は診察室に私物が溢れ、汚いっていうことですね。滅菌箱も見えませんでしたし、診察台のドリルとかも散らばっていて滅菌処理しているのか不明でした。また歯医者が着用しているフェイスガードの透明なシールドも白く汚れていることがもう理解できなかったです。歯科でコレは衛生的に無理って思いました。
個人的に部屋が汚い、散らかっているということに比較的、耐性は持っている方だと思ったのですが、私室でもコレは無理って思いました。
んで治療料金を支払ったあともらったのが、ただのスーパーみたいなレシートでした。
普通は診療にどんくらいかかって、保険料金はこれだけかかりましたという診療報酬明細書があると思うのですが、びっくりしたことに治療料金5,000 円だけ印字されたざっくりしたレシートだけみたいな。。。最後までなんだかなぁ~という感じでした。
Googleマップの口コミを参考にして何がまずかったのか?!
帰宅後、何がまずかったのか、Googleマップの調べ方に落ち度はなかったのか反省をしたところ、ある特徴が浮かび上がってきました。
- 口コミはすべて最高の「5」
- 口コミをしたすべてのアカウントが1回のみの口コミ
- 口コミのすべてがここ1年以内の口コミ
- 1~2ヶ月おきに口コミ
上記特徴から口コミしたアカウントは信頼性が低いということを確認しました。
Googleマップの口コミはGoogleアカウントから行うことができるのですが、Googleアカウントは匿名でGmailアカウントの作成ができるので、かんたんに捏造は作れると思います。
もちろんすべてが捏造とは言い切れないのですが、今回の経験から口コミが1件しかしていないアカウントしかない口コミは信用に値しないと判断できると思いました。もちろん捏造する人が工夫をすることもできると思いますが、手間暇かける人は少ないかなと今の所思っています。
今後、Googleマップの口コミを参考とする場合は、口コミがすべて「5」の評価がされている場合は、評価したアカウントが他にも評価を下しているか、1件しか評価していない場合は、信用されない口コミとして扱おうと思いました。
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